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【162回芥川賞】古川真人さん最終学歴は?「背高泡立草」あらすじ・感想

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芥川賞

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こんにちは。
芥川賞大好き、めんぼうです。

 

今回、小説家の古川真人さんが162回芥川賞を受賞しました。
古川真人さんは、今回で4回目の候補になっていたところ、受賞しました。

 

いろいろ意見はありますが、僕は小説家の受賞が一番安心します。

古川真人さんの学歴・最終学歴は?

ここで、古川真人さんの学歴を見てみましょう。

  • 出身小学校 不明
  • 出身中学校 不明
  • 出身高校:第一薬科大学付属高校 偏差値37~41
  • 出身大学:國學院大学文学部中退 偏差値52.5~57.5

大学は、中退していますので最終学歴は、高卒ということになります。
高卒と言うと、一気に親しみがわきますね。

 

小さい頃から、コミュニケーションが苦手で引きこもりがちだったようです。
マクドナルドの注文もできないぐらいでした。

 

そんな彼も、中学3年時時代に三島由紀夫さんの「仮面の告白」を読み、日本文学に興味を持ち始めます。

 

高校は、福岡市にある私立大薬科大学附属高等学校に進学。
このクラスには、氷川きよしさん、スザンヌさん、絢香さんなどの有名人もたくさんいます。

 

そして、高校では文芸サークルに入り、本格的に執筆活動が始まります。
高校3年生のときには、すばる新人賞にも応募されています。

 

そして、大学では近代日本文学研究会に所属し、この活動に熱中するあまり3年生になれず退学することになりました。

 

結構、波乱万丈の青春ですね。

古川真人さんのプロフィール

 
 
 
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ここで、古川真人さんのプロフィールを載せておきます。

古川真人
(ふるかわまこと)
誕生日 1988/7/29
年齢 31歳
職業 小説家
最終学歴 國學院大学文学部中退(高卒)
主な受賞 第48回新潮新人賞
第162回芥川龍之介賞
デビュー作 「縫わんばならん」

第162回芥川龍之介賞受賞作品「背高泡立草」あらすじと感想

それでは、今回古川真人さんが受賞した芥川龍之介賞の「背高泡立草」のあらすじをみていきましょう。

草は刈らねばならない。そこに埋もれているのは、納屋だけではないから。
記憶と歴史が結びついた、著者新境地。

大村奈美は、母の実家・吉川家の納屋の草刈りをするために、母、伯母、従姉妹とともに福岡から長崎の島に向かう。吉川家には<古か家>と<新しい方の家>があるが、祖母が亡くなり、いずれも空き家になっていた。奈美は二つの家に関して、伯父や祖母の姉に話を聞く。吉川家は<新しい方の家>が建っている場所で戦前は酒屋をしていたが、戦中に統制が厳しくなって廃業し、満州に行く同じ集落の者から家を買って移り住んだという。それが<古か家>だった。島にはいつの時代も、海の向こうに出ていく者や、海からやってくる者があった。江戸時代には捕鯨が盛んで蝦夷でも漁をした者がおり、戦後には故郷の朝鮮に帰ろうとして船が難破し島の漁師に救助された人々がいた。時代が下って、カヌーに乗って鹿児島からやってきたという少年が現れたこともあった。草に埋もれた納屋を見ながら奈美は、吉川の者たちと二つの家に流れた時間、これから流れるだろう時間を思うのだった。

 引用:アマゾン

背高泡立草を読んだ感想

文芸誌で読了。 草刈りという終わりのない徒労が何に繋がっているのか、草刈りではなく生えてくる草の方に注目すべきだったのか、これについてはよく分からなかったというのが正直なところだ。 また、家を中心にしたいくつかのエピソードが語られるがスケールが小さい。一つ一つの話は面白くとも中編で語りきれるような数では効果が薄い。長編として書くべきではなかっただろうか。 『ラッコの家』に見られた充溢する言葉の力も今回は見られない。
 
最初は一文が長すぎて読みづらかったり、小説なのに()で説明書きされていたりと、細かい点が気になった。それをすべて忘れさせる斬新性、モノにまつわるそれぞれのストーリーの面白さ。ラストの締め方も無駄がなく読みやすい。序盤のイメージとは良い意味で予想外だった。「さすが芥川賞候補作」と思わせてくれるのが単純に嬉しい。
 

まとめ

小説家が芥川賞を取ると、落ち着きますよね。
芸人や一発屋が取ると、それはそれで話題性があるのですが、やっぱり芥川賞は権威があるので、ぜひ小説家の方に取っていただきたいです。

 

僕もいつか、芥川賞を取るような物書きになりたいものです。