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ヤングケアラー問題とは?先進国イギリスでの取り組み

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小学生

ヤングケアラー


こんにちは。
頑張れ!ヤングケアラー、応援しているめんぼうです。

 

最近、ヤングケアラーという言葉が流行っています。
これは、家族に要介護者がいてそれを18歳未満の若者が面倒見ている状態です。

 

つまり、18歳未満なのに家族の介護をしている人のことです。
今回は、ヤングケアラーについて調べてみました。

ヤングケアラー問題とは?

冒頭でも言いましたが、ヤングケアラーとは18歳未満で家族の介護をしている人のことです。

 

大阪府立高校6000人を対象としたアンケートで、ヤングケアラーの割合は、実に5.2%にもなりました。
これは、高校生のうち20人に1人がヤングケアラーであるということです。

 

また、先進国イギリスでは2010年の段階で70万人を超えています。

 

家族の介護と言ってもやることは、たくさんあります。

 

 ●家事(買い物、料理、掃除、洗濯など)
 ●一般的ケア(薬を飲ませる、着替えや移動の介助など)
 ●情緒面のサポート(家族の感情状態の観察、落ち込んでいる時に元気づけようとすることなど)
 ●身辺ケア(入浴やトイレの介助など)
 ●きょうだいの世話
 ●請求書の支払いや病院への付き添い
 ●家計を支えるためのアルバイト
 ●家族のための通訳

 引用:ヤングケアラー支援のページ

18歳未満でこれだけのことをやれます?
僕の母親世代、父親世代、実に70~80歳世代は、学校もいかずにこういうことを当たり前のようにやらされていたようですが、現代ではとても信じられませんよね。

 

これらをこなしているヤングケアラーたちは、

  • 学業が疎かになる
  • 周りから孤立する
  • 心身に不調をきたす

など、大きな問題を抱えています。

先進国イギリスでのヤングケアラーに対する取り組み

それでは、福祉先進国のイギリスではどう対処しているのでしょう?
ちょどいい動画がありましたので、ちょっと見てみて下さい。

イギリスでは、ヤングケアラーはすでに支援の対象として浸透しています。
学校では、ヤングケアラー担任がいて孤立しないようにしています。

 

また、地域からも専門ボランティアが関わり、様々な支援をします。
実際、こういった集まりから、福祉の支援を知り援助を受けられたケースもあります。

 

日本では、老々介護は有名ですが、ヤングケアラーはまだ浸透がありません。

どうしてヤングケアラーになるのか?

ヤングケアラーになる場合、ケースバイケースで一概には言えないのですが、まずは両親が健康でない場合です。
父親もそうですが、母親が病気の場合、家事、炊事、雑用は全て子供にかかってきます。

 

昔は、おばあちゃんの存在がありましたが、今は核家族化してしまい、おばあちゃんがいる家庭も少なくなっています。
母親に掛かる負担が、全て子供にかかっているのです。

 

また、女性の精神病も多く、これは個人的意見ですが、精神病のまま自立もできていないのに子供を作ってしまう人がいます。
悪いとはいいませんが、こういう場合子供が肉体的にも精神的にもヤングケアラーになる可能性が大きいです。

 

はっきりいって、産み逃げする人たち(自立できていないのに子供を作る人達)を取り締まる法律なり作らなくては、ヤングケアラーは増える一方でしょう。

まとめ

今回は、きついことを書きましたが、自立できていないのに子供を作るのだけは止めて下さい。
お願いします。

 

子供がかわいそうすぎます。